2010年03月27日

大洋薬品工場に業務停止命令=別サンプル提出、ミス発覚逃れる−岐阜県(時事通信)

 後発医薬品(ジェネリック医薬品)大手の大洋薬品工業(名古屋市中村区)が岐阜県高山市の工場で規格外の医薬品を製造した問題で、岐阜県は26日、薬事法違反(承認内容と異なる医薬品の製造)に当たるとして、同工場に医薬品製造の業務停止を命じた。処分期間は同日から9日間。
 同工場は出荷前の検査で規格外製品を発見できないまま出荷していたが、同薬品の製造責任者が意図的に別のサンプルを検査部門に提出し、ミス発覚を免れていたことも判明した。
 県薬務水道課によると、同工場は昨年2月に製造した胃潰瘍(かいよう)などの治療薬「ガスポートD錠20ミリグラム」について、誤って規格と異なる有効成分の分量を調合した。
 さらに、出荷判定試験時に、製造ラインの責任者がミス発覚を逃れるため、意図的に別のサンプルを品質を管理する部門に提出。間違いが発見されないまま、計約286万錠が全国約3000の医療機関と薬局に出荷された。健康被害の発生の報告はないという。
 自主回収は既に終了したが、大半は処方され、回収できたのは16%だけだったという。
 大洋薬品工業広報部の話 厳粛に受け止め深く反省するとともに、このような事故の起こらぬよう製造管理体制の強化と内部管理体制の徹底を実施していく。 

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2010年03月26日

自民・谷垣総裁 続く苦境 「体制強化」表明…出身派閥からも批判(産経新聞)

 自民党の谷垣禎一総裁は18日の記者会見で、来週にも党所属全国会議員による「両院議員懇談会」を開くことを明らかにした。党内で執行部批判が高まるなかで直接批判に耳を傾けるとともに、中堅・若手議員を積極的に登用し「体制の強化」(谷垣氏)に乗り出すという。しかし、18日の派閥総会では谷垣氏の出身派閥、古賀派の古賀誠元幹事長も公然と谷垣氏を批判するなど、執行部をとりまく状況はさらに厳しさを増しそうだ。

 執行部は、早ければ25日から「党運営のあり方」「憲法や外交防衛、行政改革」「持続可能な経済成長」の3テーマで、懇談会を開くことにしている。

 谷垣氏は党内の批判にこたえるためとして「影の内閣」や総裁直属で党の情報発信を担う「総裁室」の設置を検討している。会見では「中堅・若手が自信を持って発言していく場や環境を作ることが大事だ」と指摘した。そのうえで、「今必要なのは現行人事の見直しより、夏の参院選を党一体で戦うための大幅な体制の強化だ」と表明した。

 しかし、18日の古賀派総会では、古賀氏が「総裁をはじめ執行部に、参院選に取り組む緊張感や危機感が足りない。(執行部一新を求める)与謝野馨元財務相らの気持ちは理解できる」と谷垣氏を正面から批判した。

 また、額賀派総会では出席した参院議員から「新しい血をどんどん入れていくことが大きな選択、決断だ」(藤井孝男元運輸相)などと執行部一新の要求が相次いだ。

 ◆会談は仕切り直し

 谷垣氏はまた、与謝野氏が会長を務める「正しいことを考え実行する会」のメンバーとの会談を、一度は来週にも行うことを了承したが、谷垣氏側が大島理森幹事長の同席を求めたことに与謝野氏らが「執行部交代が言えなくなる」と反発、会談は仕切り直しとなった。

 党内の混乱は、夏の参院選の候補者選定にも波及した。徳島選挙区の公認候補に内定していたシドニー五輪競泳銅メダリスト、源純夏(すみか)氏(30)が18日、出馬辞退を表明した。無所属での出馬を目指す現職への説得が進まないために公認発表が遅れ、「熱意がそがれた」という。一方で「70歳定年制」を理由に見送りを決めた片山虎之助元総務相(74)の比例代表での公認が、参院幹部の中で検討されていることが明らかになった。参院内では参院執行部の一新を求める動きも本格化しそうだ。

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2010年03月25日

授業のランニング中に倒れた女子生徒が死亡、大阪市立咲くやこの花高校(産経新聞)

 大阪市立咲くやこの花高校(大阪市此花区)は17日、総合学科2年生の女子生徒(17)が5日の保健体育の補習授業でランニング中に倒れ、17日に死亡したと発表した。死因は重症の不整脈という。

 同校によると、女子生徒は5日午前9時半前、学校敷地内の1周約500メートルのコースを走り始めた。約5分後、弁当配達業者が玄関付近で倒れている女子生徒を発見。養護教諭が心臓マッサージやAED(自動体外式除細動器)を使用したが意識は戻らず、救急車で病院に搬送された。

 補習授業は、3キロの持久走を設定タイム内で走れなかった生徒が対象で、保健体育科の30代の女性教諭が監督していた。女子生徒は1周目を走った後、教諭の問いかけに返事をしたが、2周目の途中で倒れたという。倒れていた場所は教諭から死角になっていた。

 女子生徒は、3日に他の生徒5人と補習授業を受ける予定だったが、体調不良を訴え、5日に1人で走っていた。同校によると、持病はなく、2月の耐寒マラソンでは7キロを完走した。

 前川聖樹校長は「重大な事故が発生し、誠に申し訳ない。今後は教諭の目の届く範囲を走らせるようにし、再発防止に努めたい」と謝罪した。

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